活動報告

千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2016年3月28日

「国民希望出生率1.8」という考え方

まち・ひと・しごと創生総合戦略 議会質問

千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

昨日からの続きになります。

質問:まち・ひと・しごと・創生人口ビジョン・総合戦略について

 

~一般質問3月15日~
(2回目質問  その2)
次は、人口ビジョンにもっとも関係する「出産」のところです。

個人的にはこの分野を目標設定するとかKPIを設定することは、実は
非常に難しいとは考えるものの、やはりこの分野こそしっかりと定める
ことが大切なのだと考えています。

例えば千葉市における「合計特殊出生率」とか、国が目指すとしている
「国民希望出生率」を千葉市としてどの程度の数字に設定するのかとか。

個人的には、「希望出生率」をKPIにした方が良いと考えていますが、
残念ながら資料を見る限りそのようなKPIにはなっていません。

左端番号「⑧」をご覧ください。

 

出生率

 

千葉市は平成22年の国勢調査で

「6歳未満の子どもがいる子育て 世帯の数」が37,429世帯という現状の数字を、10年後の平成32 年にも同じ37,429世帯にするというものです。
何で、同じ数字である「37,429」という数字にこだわりがあるのかは
わかりませんが、このためにどのようなアクションをするのかが 問われますし、

何よりも、「10年後にも37,429世帯を維持すること」で
千葉市の人口が千葉シナリオに近づくのかが問われているわけです。
左端番号「⑪」をご覧ください。

これも同様に、3世代同居も一緒で、現状の「63世帯」というものを
平成31年度まで、同じく「63世帯」を維持することが

”千葉シナリオ”に 近づくとしている根拠が、残念ながらわからないわけです。

さらに、左端番号「⑨及び⑩」をご覧ください。

 

「安心して出産できるまちだと感じる」

これは平成26年度に31%という 比率を平成31年に46%にする、

「子育ての不安と悩みを解消するための 相談体制などが充実している」

これは37.8%を55.5%にするというもの なのですが・・・。

 

これは、よく考えてみると、あれっ??と思うわけです。
というのは、この数字は「アンケートによるもの」です。

つまり、アンケートを実施する度に、その対象者が変わるわけです。
(子育て世代は毎年子どもが大きくなることで対象者は変わる)

さらに、この「何パーセント」という数字は、いわば分母と分子の関係で
あるし、「感じるか?」は非常に個人差が大きいこともあり、KPIとしては
明らかに検証することが難しいと考えるわけです。

 

つまり実際には「安心して出産できるまちだと感じる」というアンケート
結果について、現在の子育て世代は「31%」という結果になっている
わけですが、これから5年後の平成31年に「46%」にするという意味です。

この目標を本気で達成させようとしした場合、千葉市が行っている
施策のどの部分をどのように改善すれば良いのかが見えないわけです。
質問したいのですが、時間が無いので先に続けます。

左端番号「⑫及び⑬」をご覧ください。
この保育所待機児童ゼロの継続は本当に素晴らしいと思います。
これは、千葉市においては是非とも継続していただきたいです。
その一方で、「子供ルーム待機児童」については、

残念ながら現在は 364人なっているのを、

平成29年度に21人にするという指標に なっているわけです。

 

むしろこれは、何とか頑張って、

この「21人」をゼロには出来ない ものなのかが本当に気になります。

千葉市が2060年に人口84万7千人にするという千葉シナリオの
実現のためには、各所管が総力を結集する必要があると考えると、
この待機児童「21人」というのが、あと一歩頑張れ!と思うわけです。

 

(続く・・・)
【↑2回目質問 その②】

 

【山本の視点】
このテーマは今回の一般質問のテーマ中で最も時間をかけている
テーマなので質問時間も長くなっていますが、引き続き分割して ブログに書かせていただいております。

 

日本という国の未来を本気で考えると、

国の合計特殊出生率が 「2.08」が、

人口を維持することの出来る数字であることは 事実です。

 

しかし、それを政府が強制することは出来ませんし、

子どもを 産みたくても産めない方や、自らの意志として子供を産まないという
選択をされる方もいらっしゃいます。

日本という国の未来を考えると、大局的にはとても大切な
部分ではありますが、その一方で非常に繊細な部分もあります。

だからこそ、目標やKPIの設定は非常に難しいわけです。

しかしながら、国が「国民希望出生率1.8を目指す」としたので
あれば、その数字を千葉市に落とし込むことは十分可能である も考えています。

 

この「国民希望出生率」とは国民の希望が叶った場合の「出生率」 という考え方です。

”千葉シナリオ”の考え方は国が目指す「希望出生率」に対し
首都圏の傾向を踏まえた千葉市としての係数(0.931)をかけた 数字が

そのベースになっていることからも、この「国民希望出生率」
を何として実現させる社会を目指すことが大切だと考えています。

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