活動報告

千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2016年7月17日

災害時には「ペット」も一緒に避難するのが当然だ

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千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~千葉市議会第2回定例会一般質問~

 

東日本大震災や熊本地震などの非常に大きな災害が発生すると、

「自分たちの地域は大丈夫だろうか?」と防災意識がとても高まります。

このような「自分たちの体は自分たちで守る」という防災意識を

地域の中で高めて行くことはとても大切です。

 

現在千葉市の各地域においては

「避難所運営委員会」が着実に立ち上がっており、

これは非常に良いことなのですが、

実は犬や猫などの「ペット」を飼っている世帯の避難対応については

まだまだ地域全体でコンセンサス(合意形成)が得られている状況とは言えません。

 

そこでこのテーマの質問をしました。

 

【災害時におけるペット飼育世帯の避難対応について】

 

4月の熊本地震の際には、自治体により判断が異なり、

避難所においてペットの同行避難が認められなかった事例や、

避難所内で動物を飼っている人と飼っていない人との間で

トラブルがあったと聞いております。
また、東日本大震災では、

被災者がペットを置き去りにせざるを得ないなどの事例もありました。
このような事例に対応するためには、まず人々が日ごろから備えなしでは

災害発生時における適切な対応ができないとの自覚を持ち、

平時から備えておくことが重要であると考えています。
そこで、
【質問①】

災害時における「ペット飼育世帯の避難」について、

平時からどのように取り組み、どのような課題があるかを伺います。

 

【質問②】

千葉市では、「(仮称)避難所におけるペット対応の手引き」を
今年度中に作成すると聞いておりますが、

災害はいつ起きるかもしれないことを考えると、

早期作成に取り組むべきであると考えておりますが、ご見解をお伺いいたします。
また、避難所の運営は、地域が主体となった避難所運営委員会により、

避難所開設・運営マニュアルを参考に行われるわけですが、
地域に示されているマニュアルの作成例には、

運営委員会が参考にできるペットの取り扱いについての具体的なひな型が欠けています。
そこで、

 

【質問③】

「(仮称)避難所におけるペット対応の手引き」が完成した際には、
避難所開設・運営マニュアルの作成例に手引きの内容を反映し、
ペットの取り扱いについて避難所運営委員会へ周知徹底することが重要と考えますが

ご見解をお伺いいたします。

 

【総務局長答弁】
災害時には、どの避難所でもペットを連れて避難されてくる方がいると想定されるため、

平常時から、対応できる準備をしておくことが重要であると認識している。

「(仮称)避難所におけるペット対応の手引き」が完成した際には、
ペットの取り扱いを検討していただけるよう、避難所運営委員会に配布するとともに、

地域にお示ししている避難所開設・運営マニュアルの作成例に、

「具体的な飼育ルールやペットの飼育場所の例」などを追加するなど、

避難所においてペットを適切に取り扱うことができるよう周知に努める。

 

※山本の視点
今回の一般質問によって、ペットを飼育している世帯に対する避難対応について、

市政が大きく動いた部分があります。

そもそも現在においても被災した場合に、ペットを飼育している世帯は

避難所へペットと一緒に「同行避難」することは認められていますし、

環境省はむしろ推奨しています。

しかし、「ペットの同行避難」について、

避難所運営委員会側が正しく理解していない場合や、

避難所へペットと一緒に避難する方々も正しく理解していないと、

まさに避難所の入り口付近で混乱の原因になります。

 

平時において、飼い主はペットに対して「しつけ」をしっかりとする必要がありますし、

同時に「避難所開設・運営マニュアル」の中に、

「ペットの同行避難」に関する「避難所モデル案」などを

あらかじめいれておく必要があると思います。

そもそもマニュアルを改定することで

「避難所にペットを連れてくるなんて聞いてないよ」という

理解不足による混乱が起きるのを未然に防ぐ必要があるわけです。

 

しかも、そのペット対応の手引きは出来るだけ早く整備して、
地域に周知する必要があると考えていましたが、

当局からの答弁によれば来年3月めどだった完成予定を年末までに
早めるという方針が示されました。

また、その「ペット対応の手引き」を含めた

新しい「避難所開設・運営マニュアル」に差し替えた上で、

地域の避難所運営委員会に周知することがとても大切だと考えておりましたが、

それも同時に実現する見通しが示されました。

 

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