活動報告

前千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2016年1月13日

千葉市小中学校エアコン設置は年5億円の負担増

エアコン 学校 教育問題 未来の子どもたちに夢と希望の持てる社会を残したい 老朽化 耐震工事 財源 防災

千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする

山本直史です。

 

~第4回定例会代表質問~【3回目:意見・要望】

 

【教育行政エアコンについて】

学校施設の環境改善については、

ご答弁から、今後の財政需要の見込みについて伺うことができました。

本市の学校施設は、昭和40年代から50年代にかけての

児童生徒数の 急増時に建設されたものが多数あることから、

施設の老朽化対策、トイレや床、音楽室等へのエアコン設置といった整備に、

多額の費用が必要なこと、また、学校数が多いことから、

その整備が長期間にわたること、

さらには、それらの整備が

児童・生徒が1日の大半を過ごす学校施設の安全性に直接関わる

最重要課題であることは十分理解できます。

 

その環境改善には、多額の経費を要することとは思いますが、

児童生徒等の安全や健康を守るため、国費を積極的に活用するなどし、

これからも鋭意進めていただきたいです。

 

また、その一方で、普通教室へのエアコン設置についても、

保護者等から要望が高いのも事実ですから、

しっかりとニーズを踏まえて設置の検討を行うべき課題です。

 

この普通教室へのエアコン設置については、

老朽化対策と同様に多額の事業費を要します。

仮に直接工事で設置した場合の金額は、

設置工事が約66億円で、光熱費が年間約7千万円と聞いています。

 

仮に、これを15年のリースで設置した場合を想定すると、

年あたりの設備費は単純計算で、15年で割ると4億4千万円です。

これに約7千万円の光熱費を加わりますから、

1年あたりの事業費は約5億円となり、

それ以降はこの金額が毎年度継続的にかかり、

大きな財政負担を伴うことから、

導入に際してはあらゆる面から慎重な議論が必要になります。

 

だからこそ、求められるのはエアコン設置の必要性を見極めるため、

単純にエアコンが「欲しいか、否か」いったものではなく、

費用等をきちんと 提示した上でのアンケートを行うなど、

市民意見を十分に聴取する機会も設けるべきだと思います。

 

そして、エアコンを設置することになった場合にも、

その整備にあたっては、最も合理的な手法で行うなどの工夫も求められます。

 

当局におかれましては、財源だけでなく、

未来の日本を担う子供たちへ投資という視点も含め、

あらゆる面から適切な判断をしていだだくようにお願い致します。

 

【山本直史の視点】

私僕が所属している会派、未来民主ちばとしての考え方は

小中学校の普通教室へのエアコン設置は是非とも進めて行きたいという立場です。

熊谷市長に対して予算要望書という形でも要望を伝えています。

しかし、昨今の千葉市の財政状況は非常に厳しい状況が続いており、

千葉市単独の予算として新たに年間5億円の予算を編成するのは

非常に厳しいという現実もあります。

 

日本の気候もかつてに比べると

地球温暖化の影響で夏には猛暑が続くことも多く、

子供たちのため小中学校の普通教室への「エアコン設置」は

何とか進めたいという立場に変わりありません。

 

しかし、1970年代に人口が急増した際に建設した学校施設が多い

千葉市の学校施設の老朽化も急速に進んでいるのも事実です。

また東日本大震災以降は「命を第一にする」という視点から

学校施設や避難所となる体育館などの”耐震工事”を優先的に進めてきました。

その耐震化もようやく目途が立って来たので、

次が「エアコン設置を!」 という考えもありますが、

一方で和式トイレを洋式化する必要性や、

学校施設の外壁や配管などの改修を行う必要があるのも事実です。

つまり、普通教室へのエアコン整備したくても、

そこに回すだけの 予算が足りない状況と言えます。

 

国や県からなどの財政措置がなされない場合には、

千葉市単独で 予算編成する必要があるため、

エアコン設置をする場合には、設置を 決めた年度から、

毎年約5億円という金額を一般財源の中から捻出 する必要があるわけです。

それは、福祉予算や、道路予算かも知れません。

 

私個人としては、他の財源を削減してでも、

何とか年間5億円を捻出して 積極的にエアコン設置を進めるべきだと考えていますが、

会派の中にも いろいろな考えを持っている議員もおりますので、

そう簡単に物事が 進まない状況であることは間違いありません。

だからこそ、まずはいろいろな角度から「エアコン設置」について 議論を深め、

最適解を導き出して行くべきだと考えています。

学校廊下

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