活動報告

前千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2016年1月9日

千葉市最近5年間の金利支払い額は約940億円

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山本直史です。

 

~第4回定例会代表質問~

【3回目:意見・要望】

市政運営の基本姿勢についての「財政健全化プラン」について。

 

先ほどの熊谷市長の答弁で

「これまでの財政健全化への取り組みに対する評価については

「脱・財政危機の第1ステップはクリアし、

第2期財政健全化プランに おける主要目標である「主要債務総額の削減」についても、

目標達成に向け 着実に進んでいる」というもので、

「平成28年度は2期プランの中間年度にあたるため、

プランの中間見直しを行い、各取組項目の更新や、目標達成に 向けた取り組みの強化、

さらには適切な目標の設定も行う」とのことでした。

 

我が会派としても、

これまでの財政健全化の取り組みについて評価していますが、

本市の財政状況は厳しい状況が続いていると認識しています。

市債残高については確実に削減傾向にあるものの、

依然として1兆円を超える市債残高という借金を抱えています。

 

昨今は、超低金利な国債の影響を受け、

本市の市債についても低利な状況で調達できていますが、

中長期的な視点で見ると、この超低金利な状況がいつまで続くかはわかりません。

 

仮の話ですが、

1兆円の債務に対する利率がすべて同時に1%上昇した場合には、

新たに1年間に100億円の利払いが増えるという計算になります。

 

あまり想像したくはありませんが、

1兆円の債務というのはそれほど大きな金額ということです。

将来の金利の動向は、予測困難なものですが、

そうはいっても、金利が上昇するリスクへの対応は必要であり、

そのためには、市債残高の削減が最も効果的な方策であると思います。

 

本市においては、

「脱・財政危機宣言」を発出した平成21年度頃を境に

市債残高は削減傾向にありますが、

ちなみに平成22年度から5年間の利払い額は約940億円と聞いています。

 

これまで借りたお金に対する利子として支払った金額が

5年間で940億円に上っているというのが実情です。

 

だからこそ、今後我々にできることは

建設事業の厳選等により適正規模の市債発行に努め、

市債残高を着実に削減していくことです。

 

これからは、ますます少子超高齢化が進展し、社会保障費は確実に増加し、

厳しい地方財政が見込まれています。

 

当局におかれましては、企業誘致や、起業支援、人口増加による税源涵養で歳入増加や

事業の選択と集中による歳出削減に努めるなど、是非とも、中長期的な視点で

更なる財政健全化を進めていただくことを要望いたします。

 

 

【山本直史の視点】

議会で質問を行う際には“議会ルール”があります。

代表質問の場合には「一括質問方式」となり、

議員側は通告した
時間内で「3回」質問や意見を述べたりすることが出来ます。

 

これまで、先の代表質問で

私が会派を代表して質問させていただいた

「質問と答弁」を1回目の質問、2回目の質問と分けて

順番にブログに書きました。

 

今回からは議会質問における3回目となる

「意見と要望」を述べる部分に入ります。

 

また実際に行った議会質問では

残り時間を意識して「3回目」となるため、
全てのテーマについて意見や要望を述べてはいません。

 

今回の代表質問では、

「質問」に対する当局からの「答弁」という形は取りませんでしたが、

市債残高に対する“金利”について

事前にヒアリングした内容をもとに
「財政健全化」の必要性について意見を述べるようにしました。

 

千葉市は現在も1兆円を超える債務がありますし、

その債務に対して、毎年金利を支払っており、

過去5年間で“金利分”として支払った額は約940億円に上ります。

 

もちろんその支払原資となる財源は

皆さんからの税金です。

 

確かに1兆円の債務はとても大きい金額ですが、

一方でその債務と引き換えに、

普段から市民の皆さんが利用している

道路や上下水道などの社会インフラ整備や、
区役所や図書館などの公共施設などによる

行政サービスが提供されています。

 

中長期的な視野に立って

計画的に“街づくり”を進めて行くためには、

市債という名前の借金を活用することは、

必ずしも悪いことではありません。

 

しかし、身の丈を超えた借金をすると、

後になってその返済に苦しむことになりますし、

逆にまったく借金をしないと

すべて「単年度会計」で行うことになるので、

計画的な街づくりをするのが難しくなります。

 

千葉市は「脱・財政危機宣言」を発出してから、

地道な財政健全化の道を歩んでおりますが、

「財政健全化」はまさに無駄な支出(歳出)を削り、
税収(歳入)を増やすことにありますので、

その部分をしっかりとバランスを取りながら

的確にメリハリをつけて

思いっきり進めていただきたいという思いから

「市政運営の基本姿勢」に対する要望をさせていただきました。

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