活動報告

千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2015年7月13日

迫り来る介護危機と高齢者移住の課題

CCRC 介護 高齢者

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【東京圏の介護危機と高齢者移住】

高齢化社会に伴い介護施設の大幅な不足に対して日本創生会議では東京圏の高齢者が地方に移住するための環境整備を提言しており、その「地方移住」の受け皿として想定しているのが「日本版CCRC」です。

 

CCRCとはContinuing Care Retirement Communityの略で、継続してケアを受けることができる退職者のコミュニティの事。しかも、政府はこれから顕在化する人口減少への対策として、大都市圏からの移住の促進を掲げ、この対策のど真ん中に高齢者を対象にした「日本版CCRC構想」を置いています。

 

「構図」から考えれば、千葉県は東京圏の一都三県のうちの一県なので、いわば千葉県のこれから増える高齢者の受け皿を介護に余裕のある地域へ移住してもらうという考え方です。本当にそんなシナリオ通りにうまく行くのでしょうか?「千葉市の高齢者にとっては介護施設が不足しているため、人生の最期まで千葉市で暮らすことができない」ということをあらかじめ想定している構想だからです。

 

現在自分が住んでいる地域からまったく知らない地域に「移り住む」ということが本当に進むのかが疑問です。理想的には地域包括ケア体制を進めて、住み慣れた地域で最期まで安心して暮らせるように、在宅介護や在宅医療を充実させて、施設に入らないで暮らせる体制を充実させることが重要です。

 

最後は個人の判断で「自分の人生の最期をどこで暮らしたいのか」を問い、一つの選択肢として「移住」があっても良いと思います。

 

また、日本が移民政策を進めないのであれば、介護ロボットの大幅な普及か、時間はかかるが今から少子化を止める以外に道は無いと考えています。

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