活動報告

前千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2017年7月21日

53年目の丁寧な合意形成が求められる

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千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~平成29年第2回定例会(一般質問)~

【磯辺茂呂町線について/山本直史意見】

 

磯辺茂呂町線は昭和39年に都市計画決定された道路ですから、現時点で既に53年も経過しています。
これは、当時7歳だった女の子や男の子が今年「還暦」になるという時間軸ですし、当然53年前と今とでは、だいぶ社会の状況も変わっています。

この磯辺茂呂町線はファミールハイツ団地内を通る道路であり、市とファミールハイツとのかかわりは、京葉道路改築工事が行われていた平成2年からとのことです。

 

当時、京葉道路改築にあわせて、京葉道路をまたぐ橋を架けるための橋台設置工事を先行して行う際に、市とファミールハイツとで確認書を取り交わしています。

その内容とは「橋梁の上部構造及び団地内道路の構造等については、平面交差にこだわらず、設計の段階から団地住民と十分協議し決定する。」というものです。

 

千葉市と団地側はその後、何回も協議を重ねられているようですが、住民側にとっては千葉市が先に独自に計画を決めてから、その計画についての説明を受けているとの認識であり、「設計の段階から住民と協議する」という確認書が反故にされているとの思いがあるようです。

 

その後、平成27年に、京葉道路に架ける橋りょうについて、市はNEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)との間での基本協定書を締結したのち、住民説明会を開催しました。

 

しかし住民側からは、「合意形成など全く考慮しないで、橋梁工事を先行させることにより、なし崩し的に、かつ強権発動的に環境破壊が執行され、周辺の土地買収など、既成事実をもって完成に近づけようとする事象」であるとの意見が寄せられています。

私といたしましては、計画道路の必要性を十分認識していますが、強硬的に道路整備することについては反対です。

やはり、住民の理解をもって工事がなされるべきと考えております。

京葉道路に架ける橋梁工事の整備時期については、一度白紙にして、工事の進め方なども含めて、新たに学識経験者などの第三者や周辺自治会を含めて議論を重ねるべきだと思います。

そして、議論を重ね、地域の皆様からの理解を得られるよう説明していくことが大事であると思います。

 

【山本の視点】

やはり全体の事を考えれば計画道路を通すことで都市部の渋滞解消が図られるため利便性が向上し、都市としての魅力が引きあがることは間違いないだろう。

 

しかしその一方で、その道路が通る地域の住民としては、団地の真ん中を4車線(うち2車線半地下構造)の幹線道路が通ることになるので、これまでの「静寂な住環境」は無くなることになる。

 

頭の中では自分の住んでいる団地の中を4車線の「計画道路」が通るということは理解しつつも、さすがに53年という半世紀を超える時の流れは、住人にとっては利便性が高まることよりも、現在の静寂な住環境を守りたいという心理が働くことは理解できないことではない。

 

しかし、それでも千葉市としてはこの磯辺茂呂町線という計画道路は都市基盤を整えるためにも非常に重要な道路と位置づけている。
構図としては成田空港の深夜の離着陸時間の緩和の問題に似ているように感じる。

つまり、離発着時間の緩和を図りたい国と、騒音などの環境悪化を懸念する地元との意見対立に近い。

ポイントは地元の住人も含めて、いかに千葉市全体の利益を高めるのかだ。 個人的には千葉市は地元の意見にも十分耳を傾け、誠意を持って粘り強く「合意形成」をはかること以外に道は無いと考えている。

 

ちなみに、この「計画道路」に対する僕のスタンスは、今回の議会質問で行ったように常に正しい情報を当局から引き出しつつ、両者が「合意形成」をはかれるように環境を整えて行きたい。
また、その前提となる正しい情報も発信をして行きたい。

 

 

 

※「合意形成」をネットで調べたら下記のような画像が出てきましたので添付することにしました。問われているのは「いかに相互の意見の一致をはかるか」なのだと思います。

 

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