活動報告

千葉市議会議員 山本直史 活動報告
2017年7月28日

イノベーションが起きやすい環境を構築せよ

千葉市議会 千葉市議会議員 議会質問 議会質問&答弁

千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~平成29年第2回定例会(一般質問)~

【市内経済活性化策について】
【質問③】
千葉市において民間企業からの協力提案が続々と舞い込み、イノベーションを促進するための戦略についての見解は?

 

【答弁:経済農政局長】

先端技術を持つ企業や人材等の本市への集積や定着を促し、イノベーションを生み出すためには、本市の地域的な課題に対して先端技術を活用したソリューションを提供できる企業等に、その課題に関連する各種データを提供することにより、本市をフィールドとした実証実験を通じた製品・サービスの実用化とビジネスモデルの構築を実現するとともに、そのビジネスモデルを他地域へも広げることで、域外から稼ぐ産業の集積と育成を図っていく等の方策が考えられます。

このような取組みを進めるにあたり、課題に関連する各種データの提供と利活用が重要であると考えられますが、今後、民間企業による製品・サービスの実用化とビジネスモデルの構築へ向けた更なるデータの利活用を促進していくためには、専門の知見を持つ大学等の研究機関や関係団体との連携を強化し、民間企業のデータ利活用の能力向上へ向けた支援を行うことなどが考えられます。

更に、市原市や四街道市といった周辺自治体との連携により、多様な特徴を持つ実証フィールドの提供等を通じて、ちば共創都市圏全体として人材や企業等を惹きつけイノベーションが起きやすい環境を構築していくことなど、今後の具体的な取組みへ向けた検討を進めて参りたいと考えております。

 

【山本の視点】

先日NHKでも特集していましたが、最近の人工知能の発達は目覚ましく、既に将棋や囲碁の世界では、もはや人間よりも強くなって来ている。

 

それは過去の何千万回という対戦パターンをすべて自動で解析した上で、さらに現段階では同様の能力を持つコンピュータ同士で対戦し合うことで、これまで人類がまだ知らない勝ちパターンを見つけることも始まっているという。

 

このビッグデータとAI(人口知能)は囲碁や将棋の分野だけでなく、ロボット技術や、新薬の開発や医療の進化にも活用が始まっている。

 

さらに、スタンフォード大学がアメリカ労働省のデータに基づき702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析した結果、今後10年~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至ったという報告も出ている。

 

人類の進歩と共に、技術革新が進み、イノベーションは様々な分野で起きていることは紛れもない事実だ。

 

同時にそのイノベーションは、これまで人間が行っていた仕事が自動化され、ロボットなどに置き換えられることを意味し、”雇用が失われる”ということも受け入れなければならない事実なようだ。

 

この未来の進化をいかに予測して、先回りする形でそのイノベーションが起きるための環境をあえて「千葉市内」整えることで、果実である経済成長に直接的に結び付けられないか・・・そう考えたのが今回の質問の意図とも言える。

 

IT企業のメッカであるシリコンバレーのように、例えばAIの分野や、既に国家戦略特区でもあるドローン分野や自動運転車の無人走行などの分野では、この千葉市が「世界最先端の研究開発拠点」となるような戦略を描くことが経済活性化につながると考えており、そのためにも自治体が保有している膨大なデータを個人情報とは切り離して積極的に提供する環境を整えることで、自然と先端企業が千葉市に拠点を設けるような戦略を目指すことが、生き残る戦略なのかも知れない。

 

個人的には千葉市が他の自治体に先駆けていち早く「地方自治体としてビッグデータを提供するので一緒に研究開発を進める企業を募集します!」的な発想でアクションを起こすことが出来れば、例えば医療分野(予防的医療・難病)や介護分野(認知症予防・ピンピンコロリ)、さらには教育分野においても、千葉市が世界最先端の新しい産業の誕生につながることも夢ではないと考えている。

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